住宅における「エネルギーの見える化」とは?

2013.04.04

  • 阿部建設の仕事

本日東京でパッシブデザイン協議会が主催する「エネルギーの見える化」が出来る、シュミレーションソフトのデモが新宿で行われ、参加してきました。
今回のデモ説明会では6団体によるシュミレーションソフトが紹介されました。

それぞれのソフトに特徴があり、5分程度で入力可能なソフトから、丸1日程度費やして計算するソフトなど、今まで分かりずらかった違いが良く分かるデモでした。
最近はスマートハウスやゼロエネルギー住宅など、エネルギーコントロールを行ったり、省エネルギー化を図る住宅かま増えてきました。
こうした住宅では、一般的に5~10Kwの太陽光発電を搭載してスマートハウス化を図り、ゼロエネルギーを達成しています。
阿部建設も大森エコタウン1モデルハウスでゼロエネルギー住宅を提案していますが、太陽光発電は2Kw程度と、小さな搭載量になっています。
大森エコタウン1モデルハウスはこちら。
これは、太陽光発電などの省エネルギー設備に加え、パッシブ技術と呼ばれるOMソーラー(太陽熱利用)や省エネルギー技術(断熱・気密性など)を駆使して造られているからです。
今回は、どのようにすると省エネにつながり、どれくらいの性能となると電気やガスなどのランニングコストが削減できるかなどを「見える化」するに当たり、どのシュミレーションソフトを使えば良いか見極める良い機会となりました。
耐震性や断熱・気密性などの数値化された性能がある中で、ランニングコストも個々の住宅で数値化され、提案していくことを阿部建設は今後実施していきます。