質問が止まらない、平田小学校での時間
2025.08.05
- 心のバリアフリー
今年も、名古屋市西区にある平田小学校の4年生の皆さんに向けた講演を行いました。 校門をくぐると、懐かしい校舎と元気な子どもたちの声が迎えてくれ、自然と心が温かくなりました。
さらに、講演前に体育館へ移動しようとしたとき「阿部さんだぁ〜!」と声が聞こえてきました。
その声は昨年の講演を覚えていてくれた子どもからでした。その瞬間、私の話が彼らの心のどこかに残っていることを実感し、とても嬉しく感じました。
講演のテーマは、「もしも車いすの生活になったら」 いつもは専門用語を使って話す内容も、なるべく簡単な言葉に置き換え、子どもたちの目線に立って伝えるよう工夫しています。
何より、私の話を真剣な表情で聞いてくれている子ども達を前にすると、こちらも自然と「しっかり伝えたい」という気持ちになり、身が引き締まる思いがします。
講演の中ではいくつかクイズも用意していて、これがとても盛り上がりました!
また、講演の最後に質問コーナーの時間を普段より多くとったところ、子どもたちから質問が次々とあがり、時間が足りないほど。終了時間を過ぎても質問が尽きませんでした。
普段の生活の中でのちょっとしたことから、運転はどのようにしていますか?など、幅広くたくさんの質問をいただきました。
講演を通じて、私の言葉が子どもたちの心に小さな種となり、将来の生活の中でふと芽吹いてくれることを願っています。
平田小学校の皆さん、素敵な時間をありがとうございました!