「バリアフリーの歴史と理念」セミナー開催!

2025.03.11

  • 心のバリアフリー

 
先月、NPO日本バリアフリーコーディネーター協会主催、愛知建築士会協力のもと、「バリアフリーの歴史と理念」を学ぶセミナーを開催しました。今回は、会場にお越しいただく現地参加とオンライン参加を併用したハイブリットセミナー。遠方からのご参加も多くありました。
講演者には、京都府で長らくバリアフリー行政に携わられてきた京都府建築士会 村松徹也さんをお招きしました。
 
 
公演内容は、バリアフリーの基本理念、設計基準、日本と京都のバリアフリーの歴史、京都の寺社のバリアフリーなどなど…。バリアフリーの基本的な概念から、観光都市「京都」ならではの視点まで、多岐に渡るテーマで貴重なお話をいただきました。
 
1960年代に「バリアフリー」という言葉が世の中に広がり始めましたが、半世紀以上経つ今でも、社会において十分な施策は行われていません。その一方で、「バリアフリーの本質」というものをしっかりと理解しないまま、言葉だけがどこか一人歩きしているような、そんなことを感じる機会も増えてきました。
今回、改めてバリアフリーの歴史を学ぶことができ、大変良い学びを得ました。
 
村松徹也さん、参加してくださった皆さま、ありがとうございました!
これからも建築士の皆さんと力を合わせ、全ての方々が暮らしやすい社会を目指していきたいと考えています。