iPS細胞で歩けるかな?
2016.10.12
- 心のバリアフリー
先月、東京秋葉原で開催された NPO法人 日本せきずい基金主催のWalk Again 2016 「中枢神経系の再生医療とリハビリテーション」講演に行ってきました。
会場受付はたくさんの関係者で満員でした。
この講演はiPS細胞が発表されて10周年を記念して開催されました。
講師の方々がその世界ではとても有名な方々ばかりでしたので、参加をしました。
私は2002年にオートバイレース中の事故で脊髄を損傷し、以来車いす生活をしています。
仕事は皆さんの協力もあり、以前と変わらない仕事をさせて頂いています。
時々歩いている夢を今でも見ます(笑)
またいつかは歩いてみたいと・・・ 思います!
講演で分かったことは、iPS細胞だけでは何ともならず、培養・移植・リハビリなど様々な要素を6つほど組み合わせて・・・ 何とかなるかもでした(笑)
iPS細胞で治療を受けるより、ロボットの方が早く技術進歩する可能性もあります。
私たちは損傷を負ってから10年以上経つ、慢性期と呼ばれる脊髄損傷者になります。
来年には脊髄損傷を負ってから1カ月以内の急性期と呼ばれる方々に、いよいよ治験が始まります。
僅かではありますが、また立って歩るいてみたい! と希望を捨てず、これからも仕事に励みたいと思いました!