謹賀新年 2016

2016.01.01

  • 阿部建設の仕事

阿部建設の今年のテーマは「飛躍元年」としました!
阿部建設は2015年度に創業110年を迎え、2016年を飛躍元年ととらえて様々な準備をしてきました。
その第一が人財です。
今年阿部建設へは2人の新卒、2人の中途、3人の大工見習いが入社します。
古い体質の工務店ではなく、常に新しい事業へも挑戦を行い、積極的に人財を投入し、お客様の期待に応える工務店を目指しています。
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新築については、林野庁からの支援を受けたセミナーハウス (モデルハウス兼宿泊体験館) を名古屋市守山区の大森エコタウン(守山営業所)内に建設中です。
登り梁が架かり建物の容になってきました
このセミナーハウスは2020年には住宅の過半(住宅行政のロードマップ) となっているゼロエネルギー住宅を実現すると共に、次世代の素材として注目を集めているCLT材を使った家づくりの実証実験を行っています。
登り梁を架けています、梁も空もきれいです
ゼロエネルギー住宅は2020年には主だった住宅メーカー、工務店が一般解として市場に投入してきます。
阿部建設は7年前からこのゼロエネルギー住宅に取組み、快適性を追求すると共に、防災という機能も付け加えて災害時にライフラインが止まってしまっても暮らせる家づくりとして発展的に提案、建設を行ってきました。
また、リノベーション事業へも積極的に人財を投入します。
既に都市部では人口減少が進み、住宅が余ってきたため、住宅を改築 (リノベーション) して住み続けることが望まれています。
若い世代の中にも新築ではなく、中古住宅を選び自由にリノベーションを行う事例が阿部建設でも目立つようになりました。
また、バリアフリーや在宅介護と言った高齢者問題への対応工事も近年増えてきました。
本社を大改築 (リノベーション) 行い、皆さんにリノベーションの良さをご瀬理して頂けるよう工事を行っています。
リノベーションはリフォームとは異なります。
阿部建設は生活の向上、改善をテーマにしていますので、耐震改修や温熱環境の改善など性能向上を伴なう工事を推奨します。
新築・リノベーション共に今後阿部建設が大切にしていることは「ライフスタイル」です。
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いくらデザインがよくても、性能や耐震性が高くても、暮らして頂く「場」としての住まいが楽しい空間として使いやすく、快適であることが重要と考えます。
性能やデザイン、制震ダンパー、ゼロエネルギー住宅はなどは安全かつ快適に暮らすためのベースの技術として捉え、その先にある阿部建設しかできないライフスタイル提案を追及します。
「阿部建設で建ててて良かった」と多くの方々に言って頂けるのは、阿部建設にしかできないライフスタイルを具現化してきた結果と自負しており、これからもこの点をお客様に提案し続けます。
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110年を記念するべく、記念本を制作しています。
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単なる記念誌ではなく、バリアフリーをテーマとした記念本に仕上げ、書店でも販売を予定しています。
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バリアフリーをテーマとした場合、ネガティブに捉えられるかもしれませんが、誰もが使いやすい「ユニバーサルデザイン」を提唱しています。
誰もが老い、誰もがたどる体の衰えを健常者、障害者両方の目線で考えます。
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アフターサービス、定期点検にも人財を新たに投入します。
建てた後もお客様のお宅や施設建築が健全に保たれ、資産価値が下がらないためにも人財を投入していきます。
施設建築にも力を入れていきます。
先に挙げたCLT材はその一つの技術です。
住宅にも使うことを想定していますが、大中規模施設建築向けに大学と組み、国土交通省大臣認定試験も受けて使う範囲を増やす試みです。
CLTについての詳しい内容は今年3月竣工後に説明会を開催して説明を行いますが、住宅の枠をはるかに超えた強度を保有しているため、大中規模施設建築にも活用が期待できます。
セミナーハウスは在来木造+CLTとして、日本初の工法で建設中ですので、完成をご期待ください。
昨年12月に竣工した東海キリスト教会で、1月19日(火) 施設建築完成見学会を行います。
東海キリスト教会の見学会情報はこちらのイベント・見学会情報ページからご覧頂けます。
法人様を対象としていますので開催が平日になりますが、一般の方も参加できます。
今年は大工を目指す人財か3名入社します。
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いくら良い住宅や施設建築が設計できても、大工がいなければ建てることができません。
現在35万人程度の大工がいると推定されていますが、急激に大工の高齢化も進んでおり、大工人口はこの10年で更に減少することが確実です。
阿部建設には社員大工の割合を増やし、こうした大工減少、技術継承に務め、建設が将来も可能な大工育成に力を注いでいます。
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2016年は新しい人財力を軸に飛躍元年として突き進みますので、応援並びにご支援を宜しくお願い致します。