本来の住宅性能  ~風を通し、日差しを遮る~

2011.01.26

  • 阿部建設の仕事

本日東京でJBNの環境委員会が開催され、参加してきました。
この日は建築研究所の澤地さんをお招きして講演をお聞きしました。

建築研究所は建築に関するあらゆる技術などを実験などにより検証を行っている機関です。昨年の11月には建築研究所を訪れ、LCCM住宅を視察してきています→LCCM住宅関連ダイアリーはこちら。
講演では「自立循環型住宅」の規定に新しく盛り込まれた「通風」と「日射遮蔽」について規定化し、数値化して評価を行う仕組を詳しく解説して頂きました。
「通風」や「日射遮蔽」は住宅を造る上で当たり前とも言える技術でありながら、数値化などをして評価を行うことができませんでした。
この手法を使えば、「通風」や「日射遮蔽」について確実に評価が可能となり、評価した効果が期待できます。
これは「本来の住宅性能」ではないかと私は考えました。
住宅性能を評価する仕組みとして、CASBBや自立循環型住宅、長期優良住宅などの物差し、仕組みがありますが、以前も述べたように「快適」とは必ずしも「イコール」ではないこともあると思います。
しかし「通風」や「日射遮蔽」は違います。計画的に窓を配置し、高低差などを利用して風を通したり、窓の外に「すだれ」のようなものがあれば確実に日射を遮る効果が期待できます。

今回の講演を聞き、ただ自立循環型住宅解説本を見ているだけでは分からないことを教えて頂けました。
こうした考えを皆様の住宅にも取り入れ、住宅に期待されている「本来の性能」を引き出す住宅造りを私たちは提案していきたいと思います。