究極の地産地消!
2010.11.01
- 阿部建設の仕事
先日高知を訪れた際、ペレットストーブの燃料であるペレットを製造できる機械を作っている「土佐テック」を訪れてきました。
皆様もご存知の通り、ペレットストーブは間伐材や廃材などの木質原料を燃料としています。
私は地元ペレットストーブ製造企業や行政と組み、名古屋市周辺で出されるオガクズや解体時の廃材など、都市に眠る木質原料を有効に活用する試みを行っています。
名古屋産の原料を名古屋の企業が作ったストーブで、名古屋周辺の方々が使う。そんな究極の地産地消を目指しています。
実際にペレット化できる事業となるには採算面など課題も多く、少し先になると思いますが地道に問題解決し、進めていきたいと考えています。
実際にオガクズからペレット化してもらいました。かなり粗い原料もペレット化できるようで、驚きました。
思っていたよりペレタイザーは小さな機械でした。しかし製造時の「ガリガリ」とした音と振動は想像以上でした。
この規模のペレタイザーで、1日に5~10軒分のペレット燃料を作ることができます。
大森エコタウン1モデルハウスにペレットストーブを展示し、実際に燃やしています。また阿部建設本社にも別の機種を導入し、実際に私たち自身で使ってみたいと思います。
多くの住宅にまきストーブを私自身導入してきましたが、ペレットストーブはまだまだ導入例が少なく、私たちで使うことはお客様にそのメリット・デメリットをお伝えする上で、重要であると思っています。