ユニバーサルデザインって何?
2009.10.14
- 阿部建設の仕事
浜松市役所には全国的にも珍しい、「ユニバーサル社会・男女共同参画推進課」があり、今回富田課長の講演がありましたので、浜松まで聞きに行ってきました。浜松市は「バリアフリー」、「ユニバーサルデザイン」に力を入れた行政を行ってきた経緯があり、2010年には「国際ユニバーサルデザイン会議2010」が浜松市で開催が決まっています。この会議が日本で開催されるのは初となります。
皆さんは「バリアフリー」、「ユニバーサルデザイン」と聞くと、どんなイメージを持たれますか?
バリアフリーは障害によりもたらされるバリア(障壁)に対処する考え方に対し、ユニバーサルデザインは予め、障害の有無、年齢、性別、人種に関わらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方と言われています。
と言われても、普段皆さんは不便を感じておられないので実感はないと思います。しかし、こんな場合、場面を想像してみて下さい。・重たい荷物を運んでいる。・初めての土地への旅行。・ベビーカーを押す。・加齢による身体能力の低下。・病気やケガをした時の不自由さ。
これらを解決するのもユニバーサルデザインなのです。
住宅の場合で考えたらどんな事が考えられるでしょうか。
・使いやすい間取り。・防犯性。・誰もが安心、安全に夜間トイレに行ける配慮等々。
富田課長が話していましたが、昔はホテルの入口に「冷暖房完備」などと書かれていたが、今は書いていません。
「バリアフリー」、「ユニバーサルデザイン」も近い将来一般的となり、言われなくなるのではないか。いや言われなくなって欲しい。とおっしゃっていました。
私も今より誰もが暮らしやすいく、不便を感じない社会・住環境となることを祈っています。
阿部建設はバリアフリー・ユニバーサルデザインに配慮した住宅、施設を造ってejr>