私が会長を務める山西あすなろ会の総会が6月に開催されました。

山西あすなろ会とは、株式会社山西が事務局となり、原木供給者、製材工場、プレカット工場、設計者や工務店でメンバー構成された、地場産業支援や品質の担保及び技術向上、メンバーの結束力とスキルの向上を目指し、定期的に情報共有を行なっているグループです。

資材高騰・ウクライナ侵攻・高齢化による住宅需要減少など、昨今の社会情勢は目まぐるしく変化し、厳しさを増しています。特に昨年から続くウッドショックは建築業界に大きな影響を及ぼし、その影響は一時的なものではなく、新常態となることが予想されます。各国の木材需給を鑑みても、これから木材は「資材」から「資源」へと変化し、木材資源に対する価値観も大きく変わってきます。

需要と供給のバランスをみながら、それぞれが持つ情報を共有することで、今後の変化にも対応できるように努めていきます。

2022年6月30日 林経新聞掲載