オフィス環境の改善で、働きやすさと満足度を高める

2026.10.13.Tue

  • 施設建築・横河システム建築

 
今回ご紹介するのは、1930年創業の名古屋を代表する老舗のロープメーカー名古屋製綱株式会社様 の改修工事のお話です。

名古屋製綱株式会社様は、ロープやネット、シートなどの製造・販売をはじめ、長年培ってきた技術を生かした独自の縫製加工にも取り組まれている企業です。
現在では、自動車や医療、建設、土木、農業、スポーツなど、さまざまな分野でその技術は活かされており、新商品の開発にも注力。
「絆」を社是に掲げ、取引先、社員、そして名古屋製綱という3つの絆を大切にしながら、未来に向けたものづくりを続けていらっしゃいます。

お付き合いの始まりは、2017年頃。
蒲郡市にある工場の老朽化に伴う移転計画に携わらせていただいたことでした。
土地の購入から建物の計画、施工までトータルでサポートさせていただき、鉄骨造の工場を建築しました。
その後もご縁は続き、名古屋市内にある本社事務所へ何度か打ち合わせで伺うなかで「本社事務所の環境改善をしたい」というお話をいただきました。

「ぜひともやらせていただきたい!」

そんな思いでプランの検討を重ね、3社によるプレゼンの結果、弊社に改修工事をお任せいただくことになりました。
現状の問題点を解決しながら、より快適で働きやすい環境を整えるため、今回の改修工事でポイントにしたのはこちら。
 
  • 事務所全体の温熱環境の改善
  • 社員の方々が使いやすく、効率的に働けるレイアウトと動線計画
  • 十分な収納量の確保
  • 玄関を「事務所の顔」となるよう、印象に残るデザインにすること
  • 事務所の段差を全てなくしたバリアフリー化
 
なかでも一番こだわったところは「温熱環境の改善」です。
実は事務所の下階には地下室があり、冬場は足元から底冷えするような環境でした。
また、窓もシングルガラスで隙間が目立ち、まさに「冬は寒く、夏は暑い」という状況でした。
そこで取り入れたのが「床暖房」です。
電気のコンセントや電話、パソコンなどの弱電設備の配管を通すために設けた床下空間を活用。そこに暖気を流すことで足元から全体を暖めます。
さらに、外壁に面する壁と床下には断熱材を充填。
隙間が目立っていたシングルガラスの窓には、内側に木枠の障子を設け、室内環境の改善を図りました。

改修後、名古屋製綱の小西社長からは、
「前の事務所より快適に仕事ができるようになった」

「新入社員も採用できた」など、うれしいお言葉をいただきました。
 
「仕事がしやすくなった!」「効率が上がった」「ここで働きたい」
そんなふうに思っていただけるよう、コストとのバランスも考えながら、働きやすいオフィス環境を目指した今回の改修工事。
その取り組みが、社員の方々の働きやすさや満足度の向上というかたちで結果につながったことは、私たちにとっても大きな喜びです。

阿部建設は、お客さまのご要望をそのままかたちにするだけでなく、より良くするための提案を大切にしています。
住まいはもちろん、働く場所においても、末永く快適に過ごせる空間づくりを目指していきます。

 

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