愛農学園高校視察 ~三重県 伊賀市~
2015.01.04
- OMソーラー
昨年11月の話題ですが、三重県伊賀市に建てられた愛農学園高校を視察してきました。
愛農学園高校は農業を習得しながら全寮制で学ぶ学校です。
建築家野沢正光氏が耐震不足で建替の予定となっていた3階建での校舎の3階部分を切り離し、耐震的に安全性を確保しました。
同時に、内部には木などを多用して断熱性能を向上させ、屋根にはOMソーラーも取り付け、温熱環境も向上させました。
屋根裏(前の建物の3階床部分)には、よく見ると屋上へ登る階段の一部が残されていました。
また、隣には図書室などを備えた木造施設も建てられました。
ここにもOMソーラーが採用されており、大空間における空調負荷を軽減しています。
普通に流通している柱や梁材を複雑な木組みで構成されつくられた大空間は、見応えたっぷりでした!
最近は阿部建設でも施設建築を計画する場合、木造が増えています。
木は年間1億㎥成長している、日本の唯一の資源です。
今では韓国や中国に優良材として輸出もしていくらいです。
こうした視察を通じ、住宅~施設建築まで有効に木材活用を図り、品質の良い、安定した価格でお客様にお届けできるよう阿部建設は日々努力を重ねています。