地震にも強い家づくりを実現するために！ ～壁倍率・水平耐力認定取得～
2016.04.28
- 阿部建設の仕事
兼ねてから岐阜森林アカデミー(大学)の協力を得て、昨年の４月から開発・耐力試験を行ってきたCLT面材。
この度、壁倍率認定書(国土交通大臣認定)及び水平構面耐力認定書(指定性能評価機関認証)が送られてきました。
開発開始からちょうど１年かかりました。
これにより、住宅や事務所など木造建築の壁や床、屋根面に耐力壁や水平耐力面材として使うことが容易に出来るようになりました。
高い耐力性能値を認定して頂いたお陰で、様々な使い方が可能になると共に、建物の耐震性を高める効果が期待できます。
また国土交通大臣壁倍率を取得に伴ない、新築だけでなく、既築建物の耐震補強面材として耐震補強補助金の対象面材としても使えることになりました。
間柱や下地材などの余分な材を必要としない認定仕様としたため、熊本で頻発している地震などで痛んだ住宅にも補強材として使うことが可能です。
開発には大変な時間と労力を要しましたが、阿部建設として独自の工法が認定となったことは、技術力の高さを証明して頂いた結果です。
開発に携わっていただいた方々に感謝します！
このCLT面材を活用した「手しごとの家」新モデルハウスをGW中もオープンしています。
また、既築建物耐震改修を施した阿部建設 本社「黒川ヒュッテ」もGW中オープンしています。
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