東日本大震災被災地視察に行って来ました！
2015.04.12
- 阿部建設の仕事
今回で３回目となる東日本大震災被災地の視察に今週末行ってきました。
復興の様子を見るだけでなく、現地でお金を使うことも復興の一助になるとお聞きし、毎年私が所属するYMCAのボランティア団体 名古屋グランパスワイズメンズクラブで訪問をしています。
名古屋空港から花巻空港へ行き、昨年訪れた陸前高田市を訪れました。
近くの山を切り崩してベルトコンベアーで土を運んでいます。
12メートルほど盛り土をした工事が、だいぶ進んでいる様子を見て取れました。
陸前高田市役所に移動し、担当の方から復興状況の説明をお聞きしました。
復興が進んだ部分と、なかなか上手く進まない部分など、報道ではお聞きできない様子を知ることができました。
その後釜石などを経て大槌町訪役場を訪れました。
「語りべ」の方からお話をお聞きして当時の様子を伺いました。
ここでも多くの住民や職員が流され、命を落としました。
今も流された鉄橋が横たわり、鉄道が不通です。
１日目は宮古市の国民休暇村宿泊施設に宿泊しました。
地元仙台や盛岡の方々ともここで懇親を行って、情報交換を行いました。
翌日は天気も良くなり、世界一と称された田老地区にある防潮堤を視察しました。
ご覧の建物に明治と昭和、今回の地震による津波高さが記されていました。
17メートルを超える津波では、なすすべもなかったことがよくわかりました。
この後、１ヵ月前にようやく全線開通した南三陸鉄道に田老駅から久慈駅まで乗車しました。
途中「あまちゃん」で撮影に使った駅や浜の前でわざわざ停止してくれ、運転士の方が解説をしてくれました(嬉)
列車はゆっくりでしたが、確実に復興が進んでいるこが車窓から見える風景から分かりました。
久慈駅で密かに期待していた「うに弁当」
既に、売り切れでした～(苦笑)
この後、花巻空港に戻り名古屋へと帰ってきました。
２日間本当に濃い内容の視察でした。
東北においても都市部と地方では復興の進み具合に差がありました。
また、昨年よりそこで暮らす方々の表情が明るく感じました。
私たちが見てきた東北の様子を伝え、これからも支援を続けていきたいと感じた２日間でした。
協力して頂いた方々に感謝します。
