ギャラリー｢やまほん｣で開催されていた 建築家 中村好文さんの家具展覧会に行ってきました。

中村好文氏は建築家で有名ですが、家具デザイナーとしても大変有名な方です。
同時に開催された講演会にも参加して、中村さんが考える｢家具論｣を満喫してきました。

中村さんは若いころ、シェーカーなどの家具に強い影響を受けたようです。

また、建築家 吉村順三氏との仕事を通じ、家具デザインを探求されています。
下の写真の椅子は吉村順三氏、中村好文氏ら三人によるデザインで生まれた、有名な「たためる椅子」です。
金属のヒンジを持たず、木製のヒンジを使っている、特徴的な椅子です。

講演会後、中村氏が客席まで降りてこられ、質問者に丁寧に答えておられました。

展覧会では新作の椅子に加え、中村好文さんの代名詞となった子供の椅子も多数展示・販売していました。

阿部建設は中村好文氏設計の住宅を幾つか建てさせて頂いています。
講演会にはI様(中村好文氏設計 三重県菰野町)も参加されており、久しぶりに元気なお顔を拝見させて頂きました。
→I様邸竣工パーティーの様子はこちら。
→I様邸関連ダイアリーはこちら。
また、中村好文氏は私が支部長を務めさせて頂いている、愛知建築士会 名古屋北支部主催｢第4回建築コンクール｣審査委員としてもお世話になっています。
→建築コンクール関連のダイアリーはこちら。

私たちはこうした建築家の仕事をさせて頂くことで、阿部建設の技術力を向上させると共に、デザイン性などを取り入れた仕事につなげていきたいと思います。