液状化に強い地盤補強 ~ハイスピード工法~

2012.03.01

  • 阿部建設の仕事

以前ご紹介した液状化に強い地盤補強「ハイスピード工法」。
ディズニーランドの駐車場の車が液状化により沈み込んでしまったのに対し、建物は液状化の被害を免れ、1ヶ月足らずで営業にこぎつけたのは、ハイスピード工法に近い地盤補強方法がが施されていたからと言われています。
ハイスピード工法はこの技術を応用したもので、建物の下部に将来地中障害物を残さず、液状化にもある程度の効果が期待できるとして注目を集めている地盤補強方法です。
→ハイスピード工法について以前書いたダイアリーも参考にしてください。

自然の砕石を使っていることから、土地の価値を下げることもなくなります。
事前に地盤調査を実施し、杭の受け持つ耐力、本数、長さ、位置などを決めます。

図面に従い穴を掘り、砕石を投入していきます。

一定の間隔で突き固めを行い、杭状にしていきます。

地盤面まで砕石を突き固めたら、そこに基礎を作っていきます。

地盤補強を施したとしても、完璧に大地震の被害を失くすことは難しいですが、少しでも被害を軽減すべく、私たちはこれからも最善の努力を続けていきたいと思っています。