謹賀新年 2012
2012.01.01
- 阿部建設の仕事
明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します。
阿部建設の今年の目標は「出会い、絆を大切に!」としました。
目標を「出会い、絆を大切に!」とした理由は、過去に学び、出会いや人とのつながりを大切にし、確実なものをお客様に提供していくためです。
皆さんもご存知の通り、昨年は震災、台風被害と様々な自然災害に見舞われました。
この年末年始は帰省される方々が増え、絆婚や内食といった、家族を意識する出来事も起こっています。
また、2014年4月より段階的に消費税が上がることも、ほぼ決定しました。
暗いニュースが多かったのですが、今年は昇龍の年と捉え、何事においても、明るく! 元気に! に取り組む年としたいと思います!
そして当社の昨年の目標は「地力(じりき)を感動に!」でした。
地力を感動に!を目標に、様々な取り組みを実現してきました→謹賀新年
2011ダイアリーはこちら。
昨年に続き阿部建設は以下のことを取り組み、発展させていきます。
①「誠実建築 阿部建設の家」提案→一昨年から取り組んできた、長期優良住宅仕様や制震ダンパー標準化などの性能面を更に発展させ、快適性を数値化して見える化します。
今年はお客様に快適さの阿部建設の独自の指標を提案していきます。
一般的に工務店から「うちの家は、安全で快適ですよ!」と言われても、何をもって安全、快適と言えるのでしょうか。
私たちは昨年こうした点について実績を重ね、誠実建築 阿部建設の家コンセプトに従い、性能や快適性を数値化して示すことにします。
阿部建設では昨年1年間を使い「技術説明マニュアル2011」をリリースしました。
例えば、なぜ阿部建設の家は地盤から床の高さまでを60センチとしているのか? なぜ59センチでなく、61センチでもないのか?
単なる法的な理由ではなく、その行為の意味するもの(原理と原則)を阿部建設の家として技術説明ができるようにしました。
こうしたマニュアルを製作した工務店は全国的に見ても例がなく、業界紙(新建ハウジング)にも取り上げられ紹介されました。
②ゼロエネルギー化→昨年に引き続き、ハイブリッド化した創エネルギー(エネルギーを生み出す事)できる住宅を提案します。
例えば、ガス給湯器が壊れたとします。
ガス給湯器を新品に交換するのでしょうか?
エネファームを導入するのでしょうか?
はたまた、オール電化とし、太陽光発電やエコキュートを導入したら良いのでしょうか?
①と関連しますが、新築、リフォームの場で、住宅のエネルギーに何を採用していくかを、お客様のライフスタイルや家族構成などを考慮しつつ、将来の生活パターンを予測して提案します。
また、昨年2月には愛知環境賞でゼロエネルギー化を果たした「大森エコタウン1モデルハウス」が評価を受けました。
③防災タウン→②のゼロエネルギー化を発展させ、災害などによるライフライン断絶に備えた、防災タウン(味岡エコタウン)を提案します。
大森エコタウン1モデルハウスで試みた技術を5軒の住宅がそれぞれに担うことで、各戸の経済的な負担を減らすと共に、コミュニティーが生まれることを願ったタウンでもあります。
④デザインのコラボレーション→昨年 誠実建築 阿部建設の家の新しい仕様を検討し、改善を図ってきました。
以前ご紹介したように、こうして培ってきたことを基に、建築家 伊礼智さんとプロジェクトを進め、具現化していきます。
「阿部建設も造る家の幅が広がってきたなぁ~」とおっしゃって頂けるような住宅・施設建設を提供します。
⑤定期点検・メンテナンスの発展→阿部建設が得意としている定期点検・メンテナンス。
これを今年は定期点検・メンテナンスを更に発展させます。
人員を2名体制とし、定期点検・メンテナンスの充実につなげるだけでなく、リフォームやリノベーション、バリアフリー化にも幅広く対応して参ります。
⑥「地域」 「ネットワーク化」→兼ねてより取り組んできた名工家(めいこうや)
地域工務店のネットワークとしてこのほど一般社団法人化し、職人教育を主とした活動を通じ、地域ブランドを高め、社会貢献もにも努めていきます。
→名工家HP 職人教育活動ほか
→教室に届けるおんたけの森(名古屋市版教室の空気はビタミン材運動)
→根羽材(根羽村)利用促進
→純国産燃料 ペレット製造プラント
⑦ワンストップ工務店化→昨年も取り組んできたワンストップ工務店化への取り組み。
ファイナンシャルプランナーの資格を持つ社員も増員し、不動産相談や施設建設にも積極的に取り組み、お客様のニーズに対し多面的に対応できる工務店として発展します。
⑧社員教育→私は以前から社員教育に積極的に取り組んできました。
社内研修は勿論、社外での研修へも積極的に社員を参加してもらい、技術や仕事に対する考え方などについて学び、実践で活かす試みをしてきました。
→毎年3月には合宿を行い、人間力向上に努めています。
こうした考えは社員を単なる「人材」ではなく「人財」と捉え、社員を材料ではなく財産と考えているからです。
社員の資質が上がれば、お客様にもっと良い住宅や施設、リフォームなどを提案することが可能となります。
昨年は社員自らが研修などに参加したいとの申し出も上がってくるなど、与えられたものではなく、積極的な姿勢も見られるようになりました。
また、昨年受賞した「愛知環境賞」や「防犯住宅コンテスト」など、コンペやコンクールに今年も積極的に参加していきます。
エントリーすることで、社員の資質向上に繋がる社員教育と捉え、今後も重要な仕事として取り組んでいきます。
個人的には昨年9月に、3度目の挑戦で富士山車いす登山による登頂を果たすことができました。
多くの皆様に支えられ、果たすことができました!
今でも感謝の気持ちで一杯です。
今後も謙虚な気持ちで仕事に取り組んでいきます。
車いすマラソンにも引き続き取り組んでいきたいと考えています→元祖 那古野びとへの挑戦ダイアリーこちら。
今シーズンは少々練習不足気味ですので、後半戦に向け、練習に取り組む予定です。
以上今年阿部建設が取り組み、発展させていきたい取り組みをご紹介させて頂きました。
ここで書くことは、私たちが取り組む1年の決意です!
どうか今年の阿部建設にもご期待ください!