東濃ひのきはどこでつくられているの?
2011.06.19
- 阿部建設の仕事
阿部建設では国産材を中心とした住宅造りを推奨し、24棟/年間を上限として施工を行っています→24棟/年間の家造りコンセプトはこちら。
柱や梁材などは愛知、三重、岐阜の木を使うようにしています→匠、素材に対するコンセプトはこちら。
これらは運搬時のCO2排出量や使用する地域の風土に近い木材を使う目的があります。
また、地域材を使うことで仕事が生まれ、地域循環に繋がると考えています。
また、阿部建設では許容応力度による構造計算や一定の品質、強度を満たした材を使うこととしています→阿部建設の性能、設計基準の考え方はこちら。
この度、新たに加わった柱を乾燥・加工して頂いている工場の視察を行いました。
どんな方々が、どんな場所で、どのように乾燥、加工が行われているかを知ることは、私の重要な仕事の一つです。
加工機や品質を確認しました。
乾燥炉は2基配置されており、60度程度の中温乾燥です。
中温乾燥ですと、「内部割れ」と呼ばれる、木材内部の割れが最小限となる他、表面割れも抑えられます。
しかし、乾燥炉は重油や灯油、電力などを大量に使うため、おがくずなどのバイオマス燃料を使う工場や天然乾燥材を使う工場へ、今後は環境面などを配慮し阿部建設は使用比率を高めて行く予定です。
天然乾燥剤で造られた住宅も何軒か進行中です。
大森エコタウン2 A棟I様邸 緑区
こうした工場へは機会を見て見学ツアーなどを予定します。