大森エコタウン1モデルハウスの見所を紹介します! その3

2010.05.31

  • 阿部建設の仕事

その2に続き、今回はその3をお伝えします。
外溝にはサイディングボヘドを引き割った板に、塗装をして仕上げた塀を提案しました。

阿部建設は住宅の外壁にはサイディングボードを使うことはほとんどありません。これはサイディングボードが定期的に塗装が必要なことと、解体した際に再利用が不可という点にあります。
外溝の塀に使う場合、塗装は施主自身でも可能である上、腐らない点を逆手に取り採用・提案しています。
足元にはやや大きめな砕石が使われています。

こちらは草が生えにくく、施主自身でも施工が可能なことから採用しました。しかし採用に至った経緯としては私自身が個人的に好きであるといつた点が一番かもしれません(笑)

ロックガーデンは荒々しく、阿部建設のやさしいフォルムの建物と相まってコントラストが面白く写ります。また、朝つゆで光ったり、雨で濡れたときなど、表情を刻々と変えるところうが好きです。
内部の木製建具は全て無垢材を使いました。こちらは「地域主義工務店の会」が提唱する「ベニヤを使わない家造り」と連動したもので、木製建具にも今回は使っていません。

一般的に全ての建具を無垢材で作ると、コスト面に反映します。

私たちは木製建具業者と協力し、デザインなどを厳選し、コストパフォーマンス的にリーズナブルな提案をすることにしました。

職人の手で作られる木製建具の数々をモデルハウスでお楽しみ下さい。
最近は多くのコントローラーやモニター類が壁に配置されます。下記にモニター類の幾つかを記します。

左上がOMソーラーの管理モニターです。災害時電気の供給が止まっても暖房・換気が可能なように、太陽電池搭載のOMソーラーを今回採用しています。
ゼロエネルギー化を目指した結果、お湯採りシステムも太陽電池で駆動します。従って災害時には井戸水を利用し、飲料水、お湯、暖房の確保が可能となり、お風呂に入ることも可能としています。

上の写真はOMソーラーの給湯タンク(白色中央のタンク)です。左下にはエコジョーズという省エネタイプの給湯器が見えています。普通の給湯器に比べ、少し価格が高くなりますが、3~4年で価格差は回収できると言われています。
右上には太陽光発電で使う、買電、売電メーーターの二つが掲げられています。
OMソーラーと併せ、太陽光発電も採用しています。

前もご紹介した通り、阿部建設は住宅のゼロエネルギー化を提唱しており、大森エコタウン1モデルハウスはグリーン電力証書を活用し、ゼロエネルギー化を達成しています。
OMソーラーと太陽光発電で作られるエネルギーで、太陽光発電はわずか1.6KW搭載程度でゼロエネルギー化が果たされています。高い断熱・気密性能とあわせ、その試みを見に来て下さい。
下の写真はその太陽光発電モニターて゜す。

1日、1カ月、年の発電量や使用料など様々なデータを見ることが出来、モニターを見ることでエコ生活にも貢献してくれます。
最近のインターホンはカラーモニターが当たり前となりました。

けつこうきれいに写りますので、びっくりです!録画機能もあり、防犯対策にも一役貢献してくれます。