最近大型家電業販店など、建築とは関係の薄かった業者が太陽光発電などのリフォーム工事を行うケースが見受けられるようになりました。
しかしこれらには隠れた多くの問題があり、その一部について太陽光発電３.５Ｋｗ程度を搭載した場合を例として、少し書かせて頂きたいと思います。

①見積価格　家電店なので見積価格も一見リーズナブルに見えますが、総額で比較すると５０～７０万円程度高いのが現状です。これは外注(下請)に工事を発注するため、高くなります。
②瑕疵担保保証(保険)　新築住宅には構造体や基礎の他、漏水について１０年の保証(保険)が義務付けられています。一定の条件を満たせば、２０年、３０年・・・と保証(保険)を延長することが可能です。しかしながら多くの太陽光発電設置状況を見た場合、屋根面に直接下地金物を取付し、防水層を破りパネル施工されるケースが見受けられます。こうなると保証の対象外となり、漏水が他の場合で起きても保証を受けることができません。また、大型家電業販店は工務店ではないので、このようなケースとなつた場合、責任の所在がわかりにくくなります。
③荷重　太陽光発電パネルは一般的に６０キロ/㎡あり、屋根下地を含む、荷重を受ける事が可能かの検討が必要となります。また一度設置してしまうと、屋根面を当分メンテナンスすることが出来なくなり、設置前に塗装などの必要性があるかの判断が求められます。
以上のように一部をあだけでも、大きな問題点があることがご理解頂けたと思います。
阿部建設ではこれらの問題が生じないよう、メーカー研修を受けた専任のスタッフが見積作業などを行います。また施工面においても防水層を痛めない施工を行うなど、１０年保証に抵触するような工事を行うことはありません。(仮に防水層をやおえず痛めた場合でも、10年保証の対象となります)
先日小幡南の家で実施した通り、必要があれば塗装などの関連工事を提案します。
また見積額が高いか、安いか判断がつかない場合は阿部建設に相談をして下さい。そうしたサービスも行っています。
いろいろと書きましたが、まずは信頼出来る業者を選ぶ事が大切です。リフォーム工事などは、間違いのない工事を行って頂くことを祈っております。
阿部建設はシャプ太陽光発電特約店(代理店)です。