今夜名古屋で開催された、アルピニスト野口 健氏の講演に行ってきました。主催者に予めお願いして、野口氏に講演前にお会いさせて頂き、今年挑戦した車椅子による富士登山の事を報告致しました。野口氏は力強く、握手してくださいました。皆さんもご存知の通り、彼は「富士山から日本を変える」と清掃活動や環境教育など様々な活動をしています。講演の中で野口氏は、精神のコントロールの重要性、仕事と趣味は別物、清掃活動を通じて周りを変えるなど、様々なお話をして下さいました。中でも「命の大切さ」について教えてくれました。エベレストは過去1000人もの人が登頂に挑戦し、300人が命を落とした山だそうです。ですから、エベレストには多くの遺体がいたる所にあり、極限状態に立たされた者だから語れる「生きる」について話してくれました。すごく重たい言葉として受け止める事ができました。野口氏の話は登山の話と言うより、私達が生活する一般社会でも起こりうる事を登山を通じて話てくれたと思います。私にとって「生きる」とは何か考える良いきっかけとなりました。写真は野口氏のサインと握手している様子です。,../up_img/20071010183147a.jpg,../up_img/20071010183147b.jpg””ba9411073110″