新モデルハウス建設開始! ~大森エコタウン~
2015.10.07
- 阿部建設の仕事
国の施策が世界基準の省エネルギー住宅に向かう中、太陽電池や太陽熱を利用するゼロエネルギー住宅に注目が集まっています。
阿部建設はこうした基準や仕様が必ずしも快適に暮らすことにはつながらないと考え、独自にパッシブデザインを取り込んだ住宅提案をしています。
2010年に愛知県環境賞を頂いた大森エコタウン1モデルハウス(ゼロエネルギー住宅)をつくっていますが、設備や性能も変わり、新しく大森エコタウン内に体験宿泊型 セミナーハウス(モデルハウス)を建設する運びとなりました。
一部林野庁の補助金を利用し、壁の耐力壁を大学と共同試験行い、大臣認定を受けるべく開発を進めています。
大臣認定とは壁の耐力試験を行い、一定の耐力を持つ壁材を耐力壁として使うことが可能になる認定のことです。
大学の加震装置を使い、仮試験を実施して、今月東京で行われる本試験に向けて準備を進めてきました。
土台から梁までを1枚の板状の耐力壁で張ることでコストを押さえると共に、強大な耐力を得ることが可能になります。
写真は試験体の試験検討を行っているところうです。
耐力壁を組み付けた試験体を加震台へ移動し、組み付けます。
組み付け完了!
力を横から加え、耐力を測ります。大きく変形しているのが分かります!
設計は日本大学教授 泉幸甫氏と進め、パッシブで快適なゼロエネルギー住宅を目指して建設を進めます!
2000年頃に建てられた住宅に比べ、半分以下のエネルギーで暮らすことが可能になる上、快適性においても様々な工夫がなされています。
2016年3月の竣工を目指して建設を進めていますので、是非ご期待ください!