小泉純一郎元首相講演会に行ってきました!
2013.10.04
- 阿部建設の仕事
元首相の小泉純一郎氏と評論家 田中直毅氏の「日本政治の進路」と題した講演会に行ってきました。
小泉純一郎元首相は講演の冒頭、日本経済に及ぼした原発事故に触れ、「原発を廃棄する!」と話し始めました。
それは、「原発ゼロ」宣言したドイツや世界で唯一核廃棄物最終処分場を建設したフィンランド視察を行い、分かってきたことがあったからとも申していました。
フィンランドでは国内に核シェルター4万箇所あり、一番小さいものでも16人用、大きいものでは1万人用収容可能な核シェルターを見てきたそうです。
「原発にかかる関連費用の負担が膨大であった事がようやく分かってきた」との発言には、元首相が語る言葉とは思えず少々驚かされました。
また、太陽光発電、風力、バイオマスを活用し、地域に適したエネルギー施策を通じて、エネルギーの地産地消を図りたいとも話していました。
小泉純一郎元首相は最初テンションが低く話し始めていたのですが、いつしか身振りを交え、引き込まれるように話を聞いていました。
講演の最後にこ小泉純一郎元首相が「今はピンチだがチャンスにつながる」と話をされました。
日本人は戦後、様々な変化に素早く対応可能な国民であり、日本経済はこれからも創意工夫して伸びるであろうとの見解です。
私の座右の銘も「ピンチはチャンス チャンスはピンチ」ですので、小泉純一郎元首相が語ったこの言葉は少し嬉しく思いました。
田中直毅氏は講演の中で東日本大震災後、消費税率が上昇する中、省エネがポイントになるとの見解をされていました。
お2人の講演者がキーワードにあげていた言葉として「環境」や「エネルギー」、「省エネ」など阿部建設が取り組んできた内容があげられてきており、阿部建設が勧めべき方向性が間違っていないことが裏付けられた講演でした。