「耐震」 「制震」 「免震」 どの工法がいいの?
2012.10.20
- 阿部建設の仕事
この度、日経ホームビルダーに「耐震」 「制震」 「免震」の特集記事が掲載されました。
皆様にとって、耐震、制震、免震の内、どれがいいかは見極めが難しいと思われます。
工務店の考え方によっても提案内容が異なります。
耐震は大地震でも揺れを防ぎ、被害を最小限に留めることは可能ですが、繰り返し訪れる余震などの影響もあり、地震後も住み続けられるかは不安が残ります。
また耐震等級を上げても、硬くなつてしまい、かえって耐震性を損なうことに繋がります。
大地震の際、高層ビルで見られるよう、しなやかに曲がり揺れることで地震力を吸収できます。
制震は、耐震と制震ダンパーを併用することで、更に安全性が高まると思われます。少ない費用で導入が図れるのも魅力です。
免震は予算が許せば、地震には一番効果的です。250~300万円ほどかかる導入費をどのように評価するかがポイントと言えるでしょう。
阿部建設が標準採用している「TRcダンパー」について、取材を受け実際の設計段階でどのように提案しているか、情報提供しました。
阿部建設では従来建築基準法の1.2倍以上でハランス良く耐震壁を入れてきました。バランス良く入れることで倒壊などは免れることが可能となります。
各特徴を考慮して、阿部建設では耐震+制震ダンパーを使い、地震力を軽減できる制震住宅を提案しています。