以前、カザフスタンの建設会社の方々がモデルハウスと建築中の現場の視察に来られました。

年間１万棟の住宅建設を手掛ける国内で１番大きな建設会社です。

視察の主な目的は、現場の整理整頓並びに品質管理、素材のバラエティーやデザイン性などを確認するためです。

カザフスタンでは鉄筋コンクリート造や組積造が主流です。今回見学した建物は木造がほとんどでしたが、細部まで熱心に見学されていました。

カザフスタンでも、建築現場における課題は多いようです。

職人の安全や清掃に対する意識がまだまだ低く、それが品質にもつながってしまうことも…。これは国を問わず建築業界における大きな問題であり、取り組まなければいけない重要で課題あると改めて感じました。

視察中は、日本語から英語、英語から現地語へ訳し、質問はその反対の流れで…と言語の壁で、やりとりになかなか時間を要しましたが、参加された方々は好奇心旺盛で改善への意欲を感じました。

スタッフの方々は計４班に別れて、４回来日をされるとのことで都度説明会を行っています。

最近は海外の方との交流も多く、とても良い刺激になっています。これからも気を引き締めて、仕事に精進していきます！