昨年の9月から愛知県長久手市で工事を進めてきたI様邸が、6月に完成しました。
このほど、竣工写真が届きました。

北道路に面した敷地に、印象的な住宅ができました。

ガレージもあり、理想的な住宅です！




玄関も建築家 三澤文子氏がよく使う木製建具です。

最近三澤氏の流行となつている、内階段です。

建物内部を靴を履いたまま上がります。

内階段を上がると、正面には庭が広がっています。

外部から見ると広縁があり、内と外を緩やかにつないでいます。

広縁から再び内部に入ってくると、居間～キッチン～和室が連なる空間になっています。

あれ？　ソファーがあるぞ！

三澤氏は普段ソファー置く場所をつくりませんが、面積に余裕がある時はソファーも置きます。

八角形の柱は福島県から三澤氏が買い付けてきた栗の広葉樹です。
先日阿部建設社員もお手伝いして、漆を塗りました。
→漆塗りをした様子はこちら。
居間～キッチン～和室にはそれぞれに居場所的空間があり、適当な距離感もとても良く、心地よい空間が広がっています。

和室は建具で雰囲気が変わるよう、工夫されています。
パターン①

パターン②

パターン③

とっても気持ちの良さそうな空間です！

軒の深さにより、外部にも木を多用しています。

トイレは円形の天井となっています。
こちらは三澤氏のご自宅にあるトイレとよく似ていて、三澤氏のお気に入りとお聞きしています。

三澤氏は自ら設計する家で「標準化」に取り組んできています。
「標準化」を図ることで品質を上げ、良質なものをリーズナブルな価格で提供可能となります。
→Ms建築設計事務所との勉強会の様子はこちら。
先日からお伝えしてきている、建築家 伊礼智氏と取り組む「ima」なども、阿部建設が自社の標準化を図る一環として行ってきている側面もあり、建築家とのコラボレーションによる協力を得て、デザインと品質を両立した住宅を提供していきたいと思っています。
→伊礼 智氏との勉強会の様子はこちら。