名古屋城の鯱ほこ!

2012.04.10

  • 阿部建設の仕事

昭和20年5月の名古屋空襲で、名古屋城が消失しています。

上記写真 炎上する名古屋城(1945年5月14日朝、東海軍管区司令部報道部岩田一郎氏撮影、「名古屋空襲を記録する会」)提供

その時の様子を伝えた読売新聞の記事が本日の朝刊1面と29面に掲載されました。
1面 堀から見た城炎上

29面 300年の誇り消失

この中に阿部建設が消失から鯱ほこを守るために、阿部貞一(2代目代表 大工棟梁)が請け負っていた工事の様子が書かれています。
先日記者の取材を阿部美男(3代目代表)と受け、私が阿部貞一から聞いた話も交え、当時の様子を話しました。
以前阿部建設が施工中の写真(下)をご紹介しましたが、他2点新たな写真が見つかりました。

新たに発見された写真は以下の2点です。

炎上前の名古屋城(1945年5月7日朝撮影とみられる。名古屋城振興協会提供)。
足場を組んで作業する人の様子が見られます。

空襲当日の炎上数時間前の名古屋城(1945年5月14日朝、撮影。名古屋城振興協会提供)
結果的には名古屋城は消失してしまいましたが、鯱ほこを守る仕事をさせて頂いていたことは、とても名誉であり、先代に感謝です!
阿部建設の百年を伝える「阿部建設 百年物語」はこちら。