愛知県立南陽高等学校に行ってきました!

2024.07.09

  • 心のバリアフリー

少し前の話になりますが、愛知県立南陽高等学校の生徒の皆さんに向けて「伝えたい車いす建築士の思い」と題したお話をさせていただきました。

小学生や中学生の皆さんにお話する機会は多いのですが、今回は高校生です。「興味を持ってくれるかな?」と少し心配でしたが、嬉しいことに話し出すと熱心に耳を傾けてくれて、質問も多くいただきました。

実際の動作をまじえながら、私の車いす生活がどのようなものかお話ししました。

「足が動かない=体位バランスがとれないこと」、「下半身の感覚が無い=汗もかかないこと」など、健常者からすると想像もつかないような内容に、興味を持ってくれたようです。

また、車いすの建築士としての視点から、障がい者・高齢者に寄り添い、同居するご家族も暮らしやすい快適な家づくりの実例をご紹介しました。すると、さらに理解が深まったようで、授業後に何人かの生徒さんから声を掛けられました。意見交換をしながら話しも弾み、今の学生さんが思っていること、考えていることなどに触れる貴重な機会となりました。

こうした講演活動は「誰もが暮らしやすい社会を目指す」私のライフワークとして取り組んでいます。

今回のような機会をいただけることに感謝しながら、これからも「車いす建築士」としての視点を活かしていきます。