愛知建築士会名古屋北支部研修旅行 ~熊本・長崎~
2016.10.02
- 建築士会
愛知建築士会名古屋北支部研修で熊本県益城町、長崎市などを訪れてきました。
1日目、最初に訪れたのは仮設住宅。
東日本大震災の経験から、木造仮設住宅の基礎が鉄筋コンクリート造で作られていました。
これにより、仮設住宅の役目を終えても、町営住宅に転用するなど、長期的に使い続けることが可能になります。
熊本建築士会の青年部の方々に、ご案内して頂きました。
皆さんも被災されており、まだまだ落ち着かない時期にも関わらず、丁寧な対応をしていただきました。。
次に訪れたのが、益城町総合体育館。
私もポランティア活動で所属しているYMCAが委託管理している避難所です。
被災当初は1600人の方々がおられましたが、現在では200人。
10月末には避難所が閉鎖される見込みと、お聞きしました。
これまでのご苦労に加え、閉鎖されるまで、気の抜けない毎日を過ごされています。
その後、佐賀県嬉野温泉にある建築家 吉村順三設計の旅館、大正屋に宿泊しました。
旅館のはからいで、当時の面影を残す離れ(特別室)を見せて頂きました。
随所に吉村順三らしい設計が施されており、目を皿のようにして見てきました。
2日目は長崎市に移動して原爆資料館など各地を訪れました。
高校生の時の修学旅行が長崎だったと思うのですが、どこへ行ったのかほとんど覚えていますん。
おそらく、男子校だったので、記憶から消したい自分が居たと思います(笑)
冗談はさて置き、長崎原爆資料館は 以前からとても行きたかった場所でした。
音声ガイドを借りて、じっくり2時間かけて回ってきました。
その後二十六聖人記念館、眼鏡橋、出島、グラバー園といったお決きまりの観光地を回り、長崎空港からセントレアに戻ってきました。
普段仕事が忙しく、観光地を巡ることが少なくなっているため、今回はとても良い研修となりました。
同行してくださった方々に感謝です!