愛知建築士会 名古屋北支部研修旅行 ~長野県 伊那~
2012.10.27
- 阿部建設の仕事
支部長を務めさせて致いる、 愛知建築士会 名古屋北支部研修旅行に長野県 伊那へ行ってきました。
飯田市を中心に活躍されている「おひさまファンド」 「太陽光発電 ゼロ円システム」を運営されている原さんの講演を聞いてきました。
原さんが行っている事業は、官公庁の庁舎や幼稚園、個人住宅などにファンドなどを利用して、太陽光発電やバイオマスなどを設置、省エネや環境教育に貢献できる事業を行っています。
自然エネルギーを活用すると電気代が高くなるとの試算に対し、「電気代は少し高くなっても構わない」とおっしゃっていたのが大変印象に残りました。
その理由として、海外から燃料を買っている現状を考えると、資金がどんどん海外に流れてしまい、自然エネルギー関連の製品、施設なとを作る雇用も生まれない。
少し高くなっても、資金が国内に留まり、雇用も生まれることで国内景気も良くなると言う、長期的な視点に立っての話でした。阿部建設の家造りも国産の木材、製品を使うようにしており、同様の理由からであり、同感を得た話でした。
また、環境省の事業で建てられた「エコハウス」も見学させて頂きました。
設計を担当された新井建築工房の新井優さんに、エコハウスで試みた内容を解説してもらいました。
新井優さんは以前東郷町のH様邸てお世話になりました。
午後からはお寺や美術館を訪れ、秋の紅葉も楽しんできました。
私は建築士が社会的役割が果たせるよう、建築コンクールや研修を通じ取り組んでいきたいと考えています。