第2回 LCCM住宅シンポジュウム

2012.04.02

  • 阿部建設の仕事

東京で開催された第2回LCCM住宅シンポジュウムに参加してきました。

以前からお伝えきているLCCM住宅(ライフサイクル・カーボン・マイナス)。
高知県の実験住宅や茨城県つくば市に建つ、LCCM住宅デモンストレーヘション棟を以前見学しています。

高知県実験住宅見学の様子はこちら。
デモンストレーション棟建設時見学の様子はこちら。 竣工時見学の様子はこちら
最近よく聞くようになった「ゼロエネルギー住宅」は運用時消費エネルギーと太陽光発電などで創り出すエネルギーの和をプラスマイナス?ゼロにする住宅です。
「LCCM住宅」は建設時~運用時~廃棄時までの製造や運用・廃棄などで生ずる全エネルギーと創り出すエネルギーの和をプラスマイナス?ゼロ以下にする住宅です(概念図下記写真参照)

日本を代表する方々による研究により、エネルギーをなるべく使わずに、エネルギーを創り出すことが可能な、私たちが目指すべき住宅像が見えてきました。
写真のデータは、一般的な住宅を建てた場合(一番左)の全エネルギーに対し、4つの仕様を変えたLCCM住宅の場合のエネルギーの和を示したデータです。

性能の高い断熱材や開口部を使えば、製造エネルギーも余分に必要となるものの、運用時のエネルギーが減ることから、LCCM化につながります。
また、建設現場で出される廃棄物の内、47%が木材類であることがデモンストレーション棟建設から分かったとの報告がありました(円グラフ)

阿部建設ではペレットプラントを設けたことで、こうした廃棄物を原料として有効活用し、LCCM的に貢献することを考えています。
ペレットプラントのダイアリーはこちら。

ペレットに関するHPはこちら。
木木情報プラットホームあいちHP

最後に、ある工務店から下記のような質問が出されました。
「長期優良住宅やゼロエネルギー住宅にも取り組めない工務店やビルダーがある中、こうしたLCCM住宅の考え方を作っても、一般的には取り組めないし、普及もしないのではないか」と質問がなげかけられました。
これに対し「LCCM住宅は高い目標かも知れませんが、我々(国)がこうした高い目標を設定することで、皆さん(建設業界)の全体レベルを底上げし、世界をリードする住宅を推進していきたいと考えています」とお答えがありました。

LCCM住宅は次の時代の住宅ですが、2020年頃にはゼロエネルギー化が、2030年頃にはLCCM化が新築住宅においては義務付けられる予定になっています。

LCCMの設計手法もリリースされました。

阿部建設では大森エコタウン1モデルハウスで既にゼロエネルギー化を達成しており、他にも最新の環境技術を使った住宅を提案、提供しています。

2011年2月にはこうした取り組みが評価を受け、愛知環境賞も受賞いたしました。

阿部建設では緩やかにLCCM住宅化を図り、快適で住みやすい住宅を提案していきたいと考えています。

是非見学会やモデルハウスなどでこうした点についてもお尋ね頂き、快適で省エネルギーで暮らせる住宅を見つけて下さい。

皆様のご来場、お問い合わせをお待ちしています。
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