レミングハウス(中村 好文氏) with 阿部建設の仕事 ~いなべの家~
2011.08.01
- 阿部建設の仕事
2年前に竣工させて頂いた三重県員弁市のI様邸を訪れてきました。
→竣工パーティーの様子はこちら。
建築家 中村好文さんで現在住宅設計を進められておられるH様と訪れてきました。
→H様邸上棟式の様子はこちら。
I様邸は杉板の表面を焼いて作られた、焼杉の外壁が美しい住宅です。
I様邸は外観から想像もできないほど緻密かつ繊細に設計された住宅です。
また、I様はセンスの良い骨董や装飾品を多数集めておられ、暮らしを楽しむアイテムとして一役担っています。
玄関を入ると、廊下は斜め右奥に向かって伸びており、視線が自然と奥のリビングに向くようになっています。
廊下に面する和室やトイレ、脱衣などの扉は、廊下に対して斜めに取り付けられており、扉の枠は当然台形になって取り付けられています。
廊下に貼られた板材の目地が真っ直ぐにに対し、廊下の壁が斜めに広がっているのがわかります。
キッチンを含む造作家具類は中村好文さんが設計し、レミングハウスが制作しています。
有名な調味料入れの引き出しです。
調味料がどれを取りばいいか一目瞭然です。
調味料がどれを取りばいいか一目瞭然です。
お皿も機能的に収納できます。
暖炉を入れる予定の場所は廻りより一段低くなっており、暖炉を囲みベンチのように座ることも可能です。
上部は天窓のある吹き抜けとなつており、床と天井が広がりを持つ不思議な空間です。
そのスペースの横にはダイニングが配置されています。
食卓もレミングハウスで制作されたものです。
廊下から脱衣、風呂を見ています。
風呂場を通って、外に出られます。
置き型の浴槽です。
外を眺めながら入るのは、とっても気持ちよさそうです。
和室の物入れスペース。
写真ではうまく写せませんが、天井が曲面(R面)となつており、物入れの下が開いていることと相まって、実際の面積より広く見えます。
小窓は、風と光を取り込みます。
和室にはこんなかわいらしい電気スイッチ。
中村好文さんの遊び心かな(笑)
建築家の仕事は大変ですが、技術力を高めたり、デザインの意味を知るには大変有意義な仕事です。
阿部建設はこれからも皆様に安全で快適な住宅を提供すへく努力を続けて参ります→阿部建設「誠実建築」コンセプトはこちら。
阿部建設はこれからも皆様に安全で快適な住宅を提供すへく努力を続けて参ります→阿部建設「誠実建築」コンセプトはこちら。