工務店のネットワーク組織のJBN総会が東京で開催され、参加してきました。
今年は東日本大震災が発生し、多くの方々が被災を受け、今も多くの方々が仮説住宅などで不便な生活を余儀されており、早い復興を心より願っています。
同時に、建築業界が受けた影響も計り知れないものがありました。

そんな中、JBNは約１５０0棟の木造による仮設住宅の建設を担うこととなり、建設を始めています。
冒頭、今回建てられた木造仮設住宅の中間発表がなされました。
木造仮設住宅は結露や断熱面など、性能に関わる評判が大変高いことが報告されました。
併せて、切妻屋根とした意匠やスロープを設けた入口など高齢者に配慮したことも評価が高かったことが報告されました。
また、ハウスメーカーやゼネコンが手掛けた仮設住宅と異なり、地元の工務店・建設会社で仕事をして頂くことで、地域に雇用が確保され、地域にお金が落ちることも評価されています。
基調講演やパネルディスカッションも開かれ「未来のあるべきエネルギーの道筋」と題した議論がなされ、ゼロエネルギー住宅やLCCM住宅、エネルギー政策に至る部分まで議論されました。

阿部建設は今回話題となったエネルギーに対し、既に取り組みを進めており、住宅造りの方向性が間違っていないことが確認できました。
→ゼロエネルギー化を目指した住宅造り ～大森エコタウン１モデルハウス～→阿部建設が取り組む最新の環境技術→LCCM住宅視察　　高知県梼原町　　つくば市(国土交通省建築総合研究所)

以前お伝えしましたが、ゼロエネルギービル(ドリームハウス)も提案しており、基本設計を進めています。