最近の有料老人ホーム
2011.02.03
- 阿部建設の仕事
小田原を中心に施設建設などをされている瀬戸建設さんのご好意で、最近の有料老人ホームや高齢者専用住宅(通称 高専賃)などを視察してきました。
まずは居酒屋チェーンが運営母体としてが展開されている有料老人ホームを訪れました。
内部は清潔感のある内装となっていて、談話室はまるでホテルのラウンジのようでした!
また、各階に設けられている共通室は一般家庭のリビングを意識した内装となっています。
次に高齢者専用住宅を訪れました。1階にはディサービスとクリニックが併設されており、住人がより安心して暮らすことが可能なよう計画されています。
以前この建物を視察したことがありましたが、内部に入ったのは初めてでした。
基本的には単身で暮らす部屋となっています。
それとは別に、ここにも共通のリビング(談話室)が設けてありました。
昼時を中心に、皆さんが使っているようでした。
最後にもう1軒高齢者専用住宅を訪れました。
こちらも1階にディサービスが併設されていました。
こちらは1人と2人で暮らすタイプが用意されており、予算に合わせ、部屋の大きさも選ぶことができる間取りとなっています。
最新のこうした施設は以前と比べると格段に機能性や安全面が高まっており、高齢者の他、我々のような障害者も暮らすには不自由でない工夫が多々されています。
しかしながら、地域でこうした施設を待望しても、銀行などの融資が下りず、断念されることも珍しくないのが現状です。
また、将来自宅で余生をおくることが注目されていますが、こうした施設を利用し、余生を楽しむ選択肢も増えてきていることは、望ましい事です。
今回の視察を通じ、参考になったデーティールやアイディアは直ぐに阿部建設が造る住宅にフィードバックしていきたいと考えます。