愛知建築士会名古屋北支部研修旅行in半田市倉庫群~セントレア
2009.12.09
- 阿部建設の仕事
私は愛知建築士会名古屋北支部の副支部長として研修旅行などの研修を担当しています。ここ最近は、私が研修旅行の企画をさせて頂いている関係上「私が行きたいところ」を中心に企画しています(笑)ちょっと「職権乱用」に近いかもしれませんが、内容は真面目に企画しています(笑)(笑)
最近の経済状況を反映し、今年は日帰りでのバスツアーとなりました。なかなか体験できないような企画でしたので、すこしご紹介をしたいと思います。
今回の研修では、半田市内に点在するミツカン酢や盛田酒造などの古い倉庫群をめぐり、中部国際空港内の立ち入り禁止区域を見学できる「セントレアまるわかりツアー」に行ってきました。
半田市内には多くの倉庫や蔵が点在し、これらの多くが今でも使われています。かつて海運業で栄えた町としてのなごりであり、歴史的にも貴重な建物ばかりです。
ミツカン酢は昔銀行業も行っていました。
その面影を残す建物が今でも残っています。
ご覧の木板は横桟を外せば土壁が露出し、火事の際延焼を防ぐ効果があったそうです。
拡大した横桟部分です。
また旧かぶとビール工場跡地は半田市が買い取り、保存がなされています。海運業が盛んであった昭和18年まで実際にビールが作られていて、今は年に4回だけ当時の製法でビールが少量醸造され売られています。
愛知建築士会半田支部の方々に詳しく案内して頂き、今に残る歴史的価値やその背景にある保存ご苦労話など聞く機会となりました。
その後セントレアに移動し、「セントレアまるわかりツアー」に参加しました。実はこのツアー、あるTV番組の報道をきっかけにとても人気が出てしまい、予約を取るのが難しいツアーとなりつつあります。
また参加者の名前、年齢、所属などの名簿を事前に提出する義務があり、幹事は大変でした。当日も荷物検査、身分証提示、身体検査など、海外に出掛けるかのようでした。バスも空にした状態で検査を受け、いよいよ滑走路脇の立ち入り禁止エリアに入り、離着陸の様子を10機ほど見ることができました。
僅か100メートル程度の距離で離着陸を繰り返す様子は、「ちょ~ 迫力!!」でした。
この「セントレアまるわかりツアー」は皆様からご要望が多ければ、阿部建設のOB様対象の交流イベントとしても使えそうな気が致しました。