パノラマカーに想う事
2009.05.29
- 阿部建設の仕事
名古屋鉄道のパノラマカーは昨年末に定期運行を終え、今年の8月をもって完全にその姿を消すことになっています。
私は母親に連れられ、パノラマカーに乗った時のことを鮮明に覚えています。2階に運転席があり、一番前の展望室に座れば視界を妨げるものはありません!決まって一番前に陣取りました(笑)この地方にお住まいの皆さんも一度は乗った経験がありますよね。独特のスタイルとミュージックホーン!今見ても、昭和37年に誕生した車体とは信じられないような、先進的デザインです。
いいものはそのもの自身が無くなってしまっても、いつまでも語り告がれていきます。
何だか建築の世界でも一緒のようなことが起きています。
いい建築物が経済性やメンテナンス性で壊されたりしています。悪いものが残されたりもしています(例えば東京駅前の郵便局・・・)
その勇壮を称え、記念誌が出されています。思わず買ってしまいました(笑)動画を収めたDVDも付いてます!
私はパノラマカーをいつまでも記憶に留めておきたいと思いました。