「ひと・すまい・くらしラボ」春ラボ開催!
2009.04.22
- 阿部建設の仕事
1月に続き、4月23~24日秋葉原で「ひと・すまい・くらしラボ」が開催され、設計営業 斉藤と出席してきました。
このひと・すまい・くらしラボは5つのテーマごとの研究部があり、それぞれに研究発表がなされました。
私もその一つの研究部の統括リーダーとして発表を行いました。
今回は久しぶりに建築家「野沢 正光」氏が会場を訪れ、住宅のパッシブ論について講演をされました。
印象に残ったのは「住宅の性能が悪かった時代はOMソーラーの効果がとても大きかった。最近までこれほど住宅性能が良くなったため、OMソーラーはもう要らないと思っていた。しかし、性能が良くなった分、小さなエネルギーで暖房などが賄え、換気効果も期待できるOMソーラーの必要性を改めて認識した。その根本にあるのは、どんな暖房であっても、最後は空気を暖めて使うこととなる。だったら最初から空気を使うOMソーラーは利にかなっている。言い換えると、お湯に伝達したり、化石燃料をわざわざ使わなくても済むのではないのか・・・」とお話されていました。
「最初から空気を使えばよい」・・・もっともの話なのに、私の考えの中には意識していなかった言葉でしたので、とても新鮮に想えた言葉でした。
ひと・すまい・くらしラボのコーディネーターを務める野辺公一さんの講演も行われ、二日間盛り沢山な内容でした。
地域工務店としてこれからもこうした勉強会や講習会に積極的に参加し、皆様の住宅造りに活かして参ります。