SAREXin東京
2011.06.16
- 阿部建設の仕事
毎月開催されているSAREXのワークショップ。今回も東京で開催され、参加してきました。
今回のテーマは「顧客」でした。
現在の建築業界には震災、消費税アップ、人口減少など外的な要素による環境変化が起きています。
また、補助金・法対応など工務店の内的要素(工務店力)による環境変化も起きている中、顧客様ニーズも多種多様化し、それらに対する対応力も求められていします。
阿部建設ではそうした環境変化の影響を受けにくい住宅造りを、更に進めていくことにしています。
そうした考えの基本の中には、「自分たちが見れる範囲の仕事を、自分たちで造っていきたい」という考えがあります。
地域の中で多くの住宅棟数を求めるのではなく、地に着いた仕事を進めて行くことこそ、今求められている地域工務店のニーズと考えます→24棟/年の家造りコンセプトはこちら。
そのために、建てて頂いたお客様のアフターメンテナンスやニーズを知るため、「香りの会」というOB会組織を中心に、徹底したアフターメンテナンス、定期点検を実施しています。
ここで得られた意見や不具合・故障の事案を直ぐに現場へフィードバックし、改善を図るようにしています。
フィードバックの一例として、社内検査に出られる社員が全員出て、改善点や不具合を確認した後、会社に戻り、設計や現場へのフィードバックを行っています(写真は社内検査の様子)
阿部建設では常にお客様目線に立ち仕事をするようにしていますが、小さいことから大きな改善まで、確実に進めています。
今回の講師(野辺公一氏)が話された内容は、こうした点で当社が進める改革・改善の方向性の裏付けとなるいいワークショップでした。
これからも勉強会などで知識を得て、皆様により良い住宅・施設建築を提供して行くと共に、暮らしを豊とする仕組みを提案していきます!