SAREXin戸塚
2010.04.15
- 阿部建設の仕事
今日は山田建設(神奈川県戸塚)で開催されたSAREXワークショップに参加してきました。
山田建設さんの刻み小屋。阿部建設と同様に多くの木材がストックされていました。
都心に近い立地でありながら、国産材を中心にストックされているのは工務店として努力している証です。
造付家具や木製建具も職人さんが作っています。
場所を移動しての座学。
多くの工務店が集まり、意見交換することに意義があります。
今回のテーマは顧客様継承とアメリカでの住宅事情。
最近工務店などが倒産や廃業により顧客を引き継ぐことが行われるようになりました。
先日もお話した通り、約2年前には12万社あった工務店も、今や6.8万社(元請可能工務店2万社)まで減少してしまっています。
必然的に顧客様を引き継ぐことが課題となります。
今回は実際にこうしたことを経験した工務店の話を聞き、課題・問題点について討議がなされました。
また、リーマンショック後のアメリカの住宅事情についての解説を聞きました。
日本とは異なる事情はあるものの、なかなか底の見えない住宅環境が続いているようです。
日本に比べ半分ほどの住宅価格で購入できる環境があるものの、住宅の平均坪数が減っている現状が報告されていました。
私たちは為替や好不況に影響されにくい体制で皆様の住宅造り、メンテナンスを今後も行って行きたいと思います。