自立循環型住宅勉強会in岐阜
2008.04.05
- 阿部建設の仕事
岐阜県立森林アカデミーを会場に4日~5日に「自立循環型住宅」勉強会が開催されました。自立循環型住宅と言っても皆様には馴染みのない言葉だと思います。自立循環型住宅とは、国土交通省がエネルギー消費50%削減を目指す住宅設計のことで、燃料費がこれからの時代高くなる事が確実な中、阿部建設の造る家でも重要な要素の一つです。勉強会では各地の工務店などが自立循環型住宅に取り組んだ実際の事例を中心に発表し、どんな性能の住宅がどんな結果になっているかなどが報告されました。住宅の温熱環境を考えると、冷暖房の効率、環境負荷が欠かせません。今回はいろいろな冬期の事例が発表されていましたが、どんな住宅でも何らかの熱源がないと部屋が暖まりません。その点、OMソーラー工務店の仲間が発表していた事例を見ると、OMソーラーを使うだけで現在住宅の最高基準である次世代省エネ基準の住宅に比べ+6℃も高い室温となる事が発表されていました。言い換えると、特に高い断熱・気密基準としなくても、OMの導入だけで最高基準を上回る温熱基準の住宅に住める訳です。阿部建設では既に次世代省エネ基準を取り入れた住宅を推奨しています。ですから更に温熱環境が高い住宅造りとなっています。今後、阿部建設は自立循環型住宅の技術を取り入れ、住宅性能予測をうまく使いエネルギー消費の少ない、環境負荷の少ない住宅造りに努めます。,../up_img/20080409183129a.jpg,../up_img/20080409183129b.jpg””gb4309083104″