SAREX in 東京

2007.07.12

  • 阿部建設の仕事

SAREX(住環境価値向上事業協同組合)が主催する勉強会に今月も行って参りました。今回は社会福祉法人杜の会(もりのかい)師 康晴氏をお招きし、杜の会が地域でサービスを繰り広げている知的障害者や高齢者障害者などへのデイサービス、グループホームなどの事業について話を聞かせていただきました。話の中で「サービスの質をあげると介護料が下がる」というお言葉に日々繰り広げられている介護現場のご苦労の様子が伺えました。師氏にお話の質問をした事があります。それは、グループホームやデイサービスなどの施設が新築で建てられ、使われている現状です。私は兼ねてより、空家(中古住宅)などの有効利用を行政などに提案をしていますが、これらは安全や面積など、様々な基準に合わず介護保険などの認定が受けられません。全国には1,400万軒に上る空家(マンションを含む)があり、新築をするのではなく、こうした中古住宅を活用する事で初期投資を抑え、広く知的障害者や高齢者などに住宅として、又は施設として開放をしていく事が良いと考えています。この点に於いては現場をよく知る師氏と意見が一致した為、何かの機会がありましたらこうした中古住宅を利用した施設を提案したいと考えています。また師氏のお話を聞き、地域サービスという私たちも取り組むべき課題に果敢に挑戦されている様はとても参考になりました。私たちもお客様の為に日々努力をして参ります。師氏、貴重なお話をありがとうございました。,../up_img/20070717134602a.jpg,../up_img/20070717134602b.jpg””ii2811075107″