防災への取り組み

Disaster Preparedness

阿部建設が考える、防災とは?

建築から生まれる、共助のコミュニティ

阿部建設が考える、防災とは?

災害に強い家をつくること。
それは、阿部建設にとって
ゴールではありません。

本当に大切なのは、
いざという時にも、暮らしが続き、
人と人が自然に助け合える関係があること。

阿部建設は、建築を通して
「防災が特別なものにならない暮らし」
「共助が無理なく生まれるまち」を
小さな実践から積み重ねてきました。
1棟の家から、ゆるやかにつながる街へ。
阿部建設が取り組んできた
防災まちづくりの歩みをご紹介します。

災害に強い家をつくること。それは、阿部建設にとってゴールではありません。

大森エコタウンⅠ モデルハウス

暮らしを止めないための、
1棟の実践

2009年、阿部建設は名古屋市守山区に 「大森エコタウンモデルハウス(現在、大森ウッドタウン内kitchen SALON)」を建設しました。
当時、まだ「防災住宅」という言葉が一般的でなかった中で、 私たちが目指したのは非常時でも“できるだけ普段通りに暮らせる家”でした。
太陽光発電、井戸、ペレットストーブ。電気・水・燃料・熱を一棟の中でまかなう仕組みは、 災害時のためだけではなく、 日々の暮らしの快適さや環境への配慮と 地続きのものでした。
「防災を、暮らしの延長として考える」 この考え方が、 阿部建設の防災まちづくりの原点です。
この取り組みは、 東日本大震災以前に 新聞でも「日本初のゼロエネルギー住宅」として紹介され、 防災と暮らしを結びつけた先進的な試みとして 注目を集めました。

災害に強い家をつくること。それは、阿部建設にとってゴールではありません。

エネルギーも、水も、人も。
つながりを前提とした防災設計

エネルギーも、水も、人も。つながりを前提とした防災設計

大森エコタウンでは、 「エネルギー・水・燃料・人」という 暮らしに欠かせない要素を 切り離さずに考えています。
それぞれが単独で完結するのではなく、 互いにつながり、支え合うことを前提とした設計です。

  • 1エネルギーの蓄え

    太陽光発電と蓄電池、OMソーラー給湯を組み合わせ、停電時でも最低限の電気と給湯を確保。平常時は、環境に配慮した快適な住まいとして機能します。

    エネルギーの蓄え
  • 2水の備え

    井戸や雨水利用設備を設け、断水時にも生活用水を確保。
    平常時は庭や暮らしの中で自然に使われることで、飲用・洗浄・植栽など暮らしを支える水を多角的に考えています。

    水の備え
  • 3燃料の備え

    敷地内には薪や木材を備蓄し、 かまどベンチで炊き出しや暖房ができるよう設計。「木のある暮らし」が、非常時の力にもなる仕組みです。

    燃料の備え
  • 4耐震の備え

    ここには説明が入ります。ここには説明が入ります。ここには説明が入ります。ここには説明が入ります。ここには説明が入ります。

    人の備え
  • 人の備え

    災害時には、 人が集まり、声をかけ合い、助け合う場所になること。
    建物は、 人の行動を受け止める“場”であると 阿部建設は考えています。

    人の備え

味岡エコタウン
(小牧市)

味岡エコタウン(小牧市) 味岡エコタウン(小牧市)

共助が自然に生まれる、6棟のまち

大森エコタウンでの経験から、 阿部建設はひとつの気づきを得ました。どれだけ備えた家でも、 1棟だけでは守りきれないものがある。
そこで次に挑戦したのが、 2014年に始動した「味岡エコタウン」です。ここでは、 「1棟で完結する防災」から一歩進み、 複数の住まいが役割を分かち合う “小さな共助のまち”を構想しました。
6棟の住宅がそれぞれ異なる設備を持ち、災害時には電気・水・熱を融通し合う。すべてを一棟で備えるのではなく、暮らしの単位を“まち”として考える防災です。

共助が自然に生まれる、6棟のまち 共助が自然に生まれる、6棟のまち

共助が自然に生まれる、
6棟のまち

各棟の役割(一例) 各棟の役割(一例)

現代の長屋という考え方

味岡エコタウンでは、 防災を「設備」ではなく 暮らしの文化として根づかせることも大切にしました。
統一された外観デザインと、外構の計画。それは景観のためだけではなく、「同じ場所に暮らす仲間」という無意識の連帯感を育てるためのものです。
阿部建設は、この街を現代の長屋のような存在として考えています。
干渉しすぎない。でも、顔は知っている。何かあれば、声をかけられる。
そんな距離感が、いざという時の共助につながっていきます。

現代の長屋という考え方

いつもの快適さが、防災になる

味岡エコタウンの基盤には、 OMソーラーによるパッシブデザインの考え方があります。
太陽の熱を活かした床暖房や給湯は、 普段の快適な暮らしを支えると同時に、 非常時の自立性にもつながります。
災害時にも「いつもの暮らし」が続くこと。それ自体が、防災になる。
阿部建設は、防災を特別なものにしないやさしい備えを大切にしています。

現代の長屋という考え方

これからの防災

阿部建設が目指しているのは、「災害に強い建物」をつくることだけではありません。
人と人がつながり、助け合える関係が、自然と育っていくまち。
これからも私たちは、建築を通して防災と共助の考えを 丁寧に積み重ねていきます。
1棟で守るのではなく、まち、コミュニティで支え合う。
暮らしが続き、人のつながりが残る。
防災は、特別な備えとしてではなく、暮らしの前提として存在しているもの。
それが、 阿部建設の考える「防災」です。

これからの防災