2つのウッドデッキがある家K様邸

光にあふれ、風が通る、くつろぎの家。
のびのびと遊ぶ子どもたちと家族の時間を楽しみます。

自然を感じ、温かみのある木の家で健康的にくらしたい

子どもが小学生になるまでに家をつくりたいと思っていました。土にふれたり虫を捕まえたりして、自然を身近に感じながら健康的なくらしをする。そんなイメージに合う土地を少しずつ探して7年、見つけたのがすぐそばに小川が流れ、田畑の多いこの場所です。
家づくりのためインターネットや雑誌で情報を集め、阿部建設に興味を持ちました。木工事がきれいだな、と感じたのです。モデルルームを見学してみて、漆喰と木の造作が美しく、手や足にふれる感覚に温かみのある木の家がいいなと思いました。それに、国産材を使っていること、大工や左官などそれぞれ専門の職種を設けている会社の姿勢も、信頼できるポイントです。

イメージに近づく提案と柔軟な対応が印象的

家ができあがるまでに何度も足を運びました。頻度は一週間から10日に1回程度だったでしょうか。子どもと一緒に5、6回は行きましたし、一人では20回ほど出かけました。
壁ができた、ドア枠がついた、扉が入った‥。徐々に形づくられていくのが楽しく、職人さんのきびきびした動きを眺めているのも飽きません。家づくりの過程で現場を見ながら、トイレにニッチを設けたり、棚を増やしてもらったり、換気口の位置を見直したりしました。現場監督の方が柔軟に対応してくれたのもよかったですね。 ほかにも、阿部建設さんは私のイメージに近づく提案をいろいろしてくれました。 例えば、リビングでエアコンが目立つのは避けたかったので、配線や配管を考慮しながら適した位置を探りました。最終的には納戸に設置しています。また外観は「木の小屋」みたいにしたいという思いから、玄関部分に黒い杉板を用いてもらいました。

庭やウッドデッキで、親子の楽しみがより広がる

新しい家にほしかったのは庭です。敷地が三角形なのでこの形を生かし、3つの庭と2つのウッドデッキを設けました。「前の庭」は、お客様を迎えるわが家の顔。シンボルツリーとしても目隠し効果も期待できるトキワマンサクと、オリーブやローズマリーなどを植えました。「中の庭」にはイチジク、ブルーベリー、レモンの木、「奥の庭」にはイチゴなどですね。
「奥の庭」にはこれから芝生を張り、一部は家庭菜園にしたいと思っています。親子で土と植物に親しみながら野菜を育てたり、今はまだ小さな木が伸びていく様子を見るのが楽しみです。 また庭に土を入れて、地面とウッドデッキの高さを同じくらいにしました。こうすると庭とリビングが一直線につながって見え、視界が開けて一層開放感が生まれます。心地よさから、家族みんな大体いつもリビングにいますね(笑)。 もう一つのウッドデッキは川に面していて、夏は子どもたちと一緒によく夕涼みします。川沿いは風が通って気持ちいいんです。ダイニングキッチンとつながっているのでBBQもしやすく、開放的なごはんが楽しめます。

ライフサイクルに応じて間取りを変えながらくらす

家に入ると、玄関ホールから廊下を通って階段まで、視線の抜け感や自然なつながりを感じます。光の入り方がきれいで、廊下の先に光が落ちている感じや、空が見えて広がりを感じるところが気に入っています。
また、夫婦ともにお気に入りがハーフユニットの浴室。ヒノキ張りで木の香り漂うお風呂は、一日の終わりにホッとできる癒しの時間です。ヒノキには調湿効果があるため翌朝には乾いており、手入れも楽ですよ。
2階は、今は「走り回れるスペース」。子どもたちが成長したら、このフリースペースを2部屋に仕切って子ども室にするつもりです。将来については想定できることもありますが、確定していないし想像できないことも起こり得るので、手を加えられる余地は残しておきたいもの。ライフサイクルやライフスタイルに合わせて柔軟に対応できるようにしています。

家づくりは住環境と収納を検討することが大切

これから家をつくる方は、風通しと光の入り方を重視した方がいいと思います。健康的なくらしに、住環境のよさは欠かせませんよね。また、隠せる収納スペースが多いと便利です。わが家につくってもらった土間収納は、アウトドアグッズやスポーツ用品、オフシーズンの靴などをしまえ、必要な時には簡単に取り出せます。勝手口は納戸とつながっていて、買い物が多い場合も楽に収納できます。機能的でありながら、すっきりした空間を保てる収納がおすすめです。