センスが光る
バリアフリー住宅

伊藤様邸

将来も見据え、平屋造りで
安心と心地よさをカタチに。

梁が伸びる勾配天井のリビングは、開放感たっぷり。家で長い時間を過ごすと想定し、居心地のよさを大切にしました。
随所に手すりを設けて安全性に配慮するとともに、スタイリッシュな美しさも叶えたバリアフリー住宅です。

目指したのは、
住み心地がよく、
おしゃれな家。

決め手は、車いすを使う経験が生きた提案。

「とにかく、おしゃれな家をつくりたい」。それが最初の伊藤さんの思いでした。一方で、バリアフリー対応にするには、何をどうすればよいのか見当がつかなかったと振り返ります。
「ほかのところに問い合わせたのですが、『言われた通りにつくります』というスタンスでした。要望のある箇所はバリアフリーにするけど、それ以外は一般住宅と同じといいます。しかし、一体どんな要望を出せばいいのか‥困りましたね」とご主人。
お客様の要望を待つだけでなく、提案をしているからと、ご夫妻は阿部建設を選んでくれました。
「車いすで帰る家を考えていたとき、入院先で紹介してもらったのが阿部さんです。車いすに乗っている方が設計する家なら間違いないだろうと、迷いはありませんでした」と伊藤さんは当時を語ります。

適切な位置に手すりを
設けて、安全に。

適切な位置に手すりを設けて、安全に。

伊藤さんは車いすを1、2年使っていたそうですが、回復して室内を歩いて移動します。
「足に知覚がないため、力の入れ具合によっては後ろに倒れてしまう恐れがあります。だから、動きを変えたり立ち上がったりするときに、手すりにつかまることができると助かるんです。わが家にはそんな手すりが随所にあります。もし、この場所になかったなら、今頃ケガしていたとヒヤッとしたことが何度かありましたね。キッチンもクローゼットも、手すりの位置が絶妙。これは阿部さんでないとできなかったと思います」。
手すりは機能的であると同時に、しゃれた感じにしたい、というのがご希望でした。一般的な手すりは病院をイメージさせ、デザイン的にも素っ気ないものになりがちだからです。阿部建設では木材を見直し、主流のヒノキではなく、タモを選択。木目が美しくナチュラルな色で、木肌が手になじみやすいのが特徴です。美的感覚を大切にする伊藤さんにご満足いただいている様子です。

お子様と猫がのびのびと
くらせるように。

お子様と猫がのびのびとくらせるように。

伊藤様邸は心地よさも重要なポイントです。「窓を開けると、きれいに換気できてすっきりします」というように風通しのよさも抜群。
空間を大きく使えるよう、部屋数を少なくして、リビングは広めに。ゆったりとしたリビングを住まいの中心に据え、ご家族でくつろいだり、のびのびと遊ぶお嬢さんを見守ります。猫もキャットウォークが施された室内を散歩したり日向ぼっこをしたり。「子どもと猫が自由にくらせるように」という願いのまま、穏やかでやさしい時間が家に流れています。
また、心地よく過ごせるようインテリアにも力を入れました。室内のテイストは、ホワイトと木のブラウンを基調とした「和モダン」。壁には好みの写真や木彫りなどのアートを飾り、センスよくコーディネートしています。バリアフリー住宅であっても、機能性だけにとらわれず、感性豊かにくらす。それが伊藤さんご夫妻の思いです。

お気に入りに囲まれる、
心豊かなくらし。

キッチンからお子さんを
見守ることができるように。

キッチンは、伊藤さんがデザインとクオリティーの高さで選んだシステムキッチンが存在感を放っています。部屋のインテリアとしても映える美しさと、調理時の動線を短くした使い勝手のよさが魅力です。
「立って料理をするのはリハビリにもなります。角に手すりが付いているので、向きを変えたり体を支えるのに便利。安心して料理ができます。対面式のアイランドだから、キッチンで作業しているときも子どもの姿を見られるのがいいですね」。
収納スペースたっぷりの壁面には、トースター、炊飯器、オーブンなど家電製品が横一列に。すっきりとまとまると同時に、使いやすさも叶えました。
広い空間を確保するため、ダイニングテーブルはあえて置かず、キッチンにカウンターテーブルを設置。ご家族仲よく並んで食事を楽しみます。

空間は仕切らず、
行き来しやすいように。

空間は仕切らず、行き来しやすいように。

廊下はつくらず、すぐにトイレや浴室にアクセスできるレイアウトです。空間を仕切ると、掃除の手間が増え、気密性の面でも心配だったからです。
「洗面台やトイレなどの水回りに一直線で行くことができてスムーズ。トイレは無機質な雰囲気を避けたかったので、好みのニュアンスの壁紙を選びました。扉を開けたとき、モチベーションが上がるほうがいいですよね」。
洗面スペースは広く、ボウル下は使いやすいようオープンに。椅子に座ってゆったり身支度を整えることができます。

年齢を重ねたときも
安心してくらせるように。

「家にいることが好き」というご夫妻。「何も考えず、ただ家にいる、というゆったりした時間を楽しみます」と伊藤さん。
「室内が静かだから落ち着きますね。家族との会話を、外の音に気を取られることなく満喫できます」とご主人も話します。
将来も、この家でくらすことに何の不安もないといいます。
「年齢を重ねると足取りが重くなりますが、平屋造りだし部屋も仕切られていないので問題ないと思いますね。人は誰しも必ず年をとります。バリアフリーは特定の人だけでなく、皆が最初に考えたいスタンダードな住まいではないでしょうか」。
デザインを重視したバリアフリー住宅。ここではこれからもずっと、お子様の成長を見守りながら、長い時間が積み重なっていきます。

食品などをストックするパントリー。当初はサブ玄関として使うことも考えていました

暖かいスポットが猫のお気に入り。湿気のこもらない壁なので、においが気にならないそう

アイランドキッチンは、行き止まりのない回遊性もメリット。方向を変えるのが難しくても、そのまま進むことができます

クローゼットに設けた手すり。洋服を取るとき、体の向きを変えるのに役立ちます

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